入学前と後の心境の変化

 このブログ更新のお題を出されたものの、なんと書くか実はとても迷っていた。あまりポジティブな内容が書ける元気がない。なぜなら今、3徹目なのである。完全に思考回路がバグっている。

 たまには良いかと、三ヶ月間の学校生活で感じている今の気持ちを正直に書く。


 この三ヶ月、非常に一生懸命に学業に取り組めたと思う。

 私はいわゆる「やればまぁまぁできるんだけどね…」というタイプの人間で、小学生の頃から何もかもを中途半端に学校生活を送ってきた。人が頑張っているところを怠けに怠け、夏休み明けには大量の未提出の宿題を抱えた。受験は流石に頑張ったが、それでも塾の授業に頼って、自習はほとんどしなかったように思う。

 怠惰な人間なのだという自覚はあるが、数学や世界史、国語、どれもそれほど頑張ろうという気にもならなかった。

 そんなわたしが、今は本当に頑張っている。頑張り方を良く知らないので、なんとなく頑張った気になっているだけで、実際は人並み以下なのかもしれないが、それでもとにかく努力をできないなりに、頑張ってきた三ヶ月だと思う。頑張ったなりにある程度成果は出たようにも、頑張りきれず、何もかもがうまくいっていないようにも、どちらにも感じる。

 

 心境の変化、というとあまり前向きな変化はないように思う。入学時から変わらず、一生懸命頑張ろう!という気持ちはしっかりあるし、何がなんでもやり切らなければ!という意気込みもある。

 一方で、もともと多くない自信をさらにすり減らしたようにも思う。

 クラスメイトはみんな独創的で素敵な作品を作る。刺激を受け、非常に楽しい。同じテーマで作品を作ってこうも違うのか、と感心したりする。とても良いことだと思う。しかし同時に、自分の作品の不出来を強く感じてしまう。

 ならば、もっと良い作品を作ろう!と努力をするが、元来怠惰な人間なので、本当に努力できているのかわからない。精一杯努力をしているつもりだが、この程度では人並み以下ではないか?という気持ちが強い。

 他に、クラスメイトたちがコンペに応募しているのを、なんてすごいんだ…!と思いつつ、出品できる技術も自信もなく、また、自信がないから…と甘えて勇気も出さないのは不甲斐ない…と思う。

 去年いた夜間の学校で有志で行った卒展に、私は参加していない。理由は「人様に足を運んでいただくほどの作品は作れない…」と感じたからで、実は私はこの不参加を酷く後悔している。最後までやり切った仲間たちはみんな楽しそうでだった。そこで、次にこういったチャンスがあれば、勇気を出して挑戦しよう!と心に決めたのだが、先日、コンペへの応募をしなかった自分に気がついたとき、何にも変わっていない…!と不甲斐なさを感じた。


 また、私はタスク管理や時間計算等が苦手で、忘れ物やうっかりミス、遅刻が非常に多い。この苦手が今回も大いに邪魔をする。「一週間かけてなんとか完成させた課題の、最後の最後をうっかりミスや忘れ物でダメにする」のパターンの多さ。一生懸命頑張った分を自分でパーにしてしまう。

 これだけ頑張ったからきっとなかなか良いはずだ!これはAが取れるのではないか!!と元気よく家を出て、電車の中で忘れ物や多くのミスを発見し、挙句自分が今遅刻していることに気がつき、これでは努力は全て無駄だったかと項垂れるのが毎朝の登校時間である。成功体験が数えられないまま、失敗ばかりが降り積もっていく感覚である。

 遅刻もせず、しっかりと課題をこなしているクラスメイトは本当に偉い。わたしもきっちりとこなしていけるように頑張ろうと思う。


 三ヶ月経ったが、未だにデザインとはどういうものなのか、理解ができていない。手探りのまま周りの子に必死についていくので精一杯という感じ。

 がんばるぞ!!!!!という意気込みは変わっていないが、劣等感と挫折感を感じ、自信をすり減らした。

以上を心境の変化としたい。


 心を折らず、とにかくがむしゃらに頑張っていけば、何か見えてくるものもあるかもしれない。怠惰なりの、人並み以下の努力であっても、己の精一杯をやっていると思う。

 このまま最後まできっちりと、目標を持ってめげずに2ndも頑張ります。






きょうのはなし

デザイン勉強中の専門学生がコツコツ更新するブログです

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